AKASAKA TOMOAKI PHOTOGRAPHS in ALASKA, CANADA | 1996-2006
赤阪友昭 著
B5変形判／189×244mm／152頁
並製本／変則フランス装／2009年
AD＋D＋DTP＋構成：松本久木
ISBN 978-4-944055-45-6

神話の世界に魅せられ　アラスカ・カナダを旅し続けた10年
その記録と軌跡の写真集成

「写真を撮るという行為は ぼくにとって　神話を物語ることと同じことなのかもしれない」


世界中を旅し、自然と人間の本来的な共生の姿を見いだそうとし続ける写真家・赤阪友昭が、アラスカ・カナダの先住民に語り継がれる神話に魅せられ、それらが内包する“問い”と“答え”を写真行為によって獲得しようとする、祈りに満ちた渾身の作品集。
かの地に流れる永遠に似た悠久の時間を、一瞬間に定着させる写真の数々が見る者の心を揺さぶる。全体性としての生命がみせる様々な諸相は、どこまでも美しく澄明で、死さえ不思議と輝いてみえる。

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あかさか・ともあき
1963年大阪市生まれ。米国国際会計事務所、国内法律事務所勤務を経て、写真家へ転身。狩猟採集や遊牧を生業とする先住民や遊牧民の生活やそれを支える精神世界に魅せられ旅を始める。写真及び文を雑誌等に掲載し、マスメディアの取材協力、教育機関やプラネタリウムなど様々な施設におけるスライド上映及び講演等の活動を精力的に行っている。
2000年には、『神話を語り継ぐ人々』と題してアイヌとアラスカ先住民の国際交流プログラムを主宰し、2008年にはアラスカ州シトカにアラスカ先住民とともにトーテムポールを立てる。現在は国内外の「祀りと祈り」をテーマに取材活動中。
http://www.akasakatomoaki.net/