大竹野正典 劇集成 III
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大竹野正典 著
四六判/125×187mm/256頁/検印・シリアルナンバー入り/別冊付き
コデックス装/スリーブ帯/天アンカット/2014年
刊行委員:小堀純/小栗一紅/後藤小寿枝/高岡孝充/塚本修/広瀬泰弘/松本久木
装丁:高岡孝充 造本設計:松本久木 DTP:納谷衣美
ISBN 978-4-944055-69-2
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醒めない〈夢〉の恐怖、
笑いと毒が交錯する、幻影の家庭劇
──大竹野正典の原点がここに在る
2009年7月19日、海水浴中の事故により48歳という若さで世を去った劇作家・演出家、大竹野正典。
彼が遺した多くの劇作を紹介すると共に、様々な角度から彼の“生き様”に迫る〈劇〉集成の第三巻(全三巻)
すでに作家としてのゆるぎない視座を獲得していたことに驚かされる初期作品からの3本に加え、希少な他劇団への書き下ろし作品3本を収録。
さらに演劇論とも読み取れる公演チラシ・パンフレットのために書いた文章と、舞台写真の数々を採録。
大竹野正典が駆け抜けた濃密な劇の時空。その軌跡を顕す劇集成が、ここに完結する。
(関係者による座談会「共に踏んだ刻」を別冊として附す)
“ 器用なやり方ではなかったかもしれない。もう言葉を交わす事も無い。だけど、父が作ってきた芝居と台本には、直接聞く事はなかった言葉がたくさん詰まっているように思う。[…]
私は父を知りたくなったなら、いつだって探しに行けばいいのだ。
(大竹野 都「前言」より)</span> ”
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