スキゾフレニアを読む

¥3,080

Hitomi Kazuhiko Essays II
人見一彦 著
四六判/130×188mm/180頁
並製本くるみ表紙(真ん中で半分に分離後、表1と表4を貼りあわせて合本)/巻スリーブ付き/箔押し/2018年
AD+ED+D+DTP:松本久木
発行:INITs
ISBN 978-4-944055-94-4



人見一彦エッセイ集第2巻

オイゲン・ブロイラー、マンフレット・ブロイラー、ガエターノ・ベネデッティ、クリスチャン・シャルフェッテルなど、スイスの「チューリヒ学派」、あるいは「ブロイラー学派」と呼ばれた精神病理学・心理療法を深く研学してきた著者が、学派が歩んだ前世紀初頭から今世紀に至る100余年を、歴史・論争・時代背景・重要論文・交叉する研究者や哲学者などを紹介しながら、精神医学の核心を問うエッセイ集第2巻。

第1章「精神分析をめぐる正統と異端、チューリッヒ学派」、第2章「スキゾフレニア、チューリッヒ、ブルクヘルツリ」、第3章「ブロイラーの理論」、第4章「オイゲン・ブロイラー、人と思想」、第5章「ブルクヘルツリの学問的業績」、第6章「ブロイラー思想の継承者たち」で構成。前巻『こころの読み方』にも通底する、“真実の心理探究とは何か”を証す一書である。

“ 精神科医は患者の生活史を詳細に研究すればするほど、その患者をよく知ることができると、オイゲン・ブロイラーは主張している。理論的立場、その光と影、臨床実践などについて知れば知るほど、単なる診断名を超えて、精神医学の本質的なもの、そしてスキゾフレニア(Schizophrenie和名:統合失調症)の本質的なものに触れることができるのではないだろうか。 今一度、統合失調症の精神病理と精神療法の歴史を振りかえり、先人たちの思想に触れることにより、明日への治療のヒントが得られるのではないか、これが本書を執筆した動機である。
(「まえがき」より) ”



ひとみ・かずひこ
1940年京都府生まれ。近畿大学名誉教授。近畿大学医学部精神神経科学教室主任教授、近畿大学日本橋診療所長、近畿大学臨床心理センター長、近畿大学国際人文科学研究所長などを歴任。精神医学・精神病理学に関する専門書、一般書多数。

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「matsumotokobo.com」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「matsumotokobo.com」を許可するように設定してください。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※別途送料がかかります。送料を確認する

送料・配送方法について

この商品の送料・配送方法は下記のとおりです。
¥4,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

  • クリックポスト(国内一律290円)

    日本郵便のサービスで、お客様の郵便受けに配達。日数は定形外郵便と同等です。

    全国一律 ¥290

エッセイ集第1巻
「こころの読み方」

Related Items
  • 民族藝術学会誌 arts/ |vol.39
    ¥5,500
  • a+a美学研究|第15号
    ¥1,650
  • Arts and Media / volume 14
    ¥1,980