竹内銃一郎集成 Volume V
竹内銃一郎 作
四六判／127×188mm／268頁
並製本／小口がんだれ／表紙穴開け・箔押し加工／ビニールカバー巻き／2024年
AD＋D＋DTP：松本久木
ISBN 978-4-910067-21-6

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竹内銃一郎自選戯曲集第5巻

パウル・クレーの《パルナッソス山》にインスパイアされて書かれた悲喜劇『チュニジアの歌姫』。劇団「秘法〜」時代の怪作『食卓㊙法・溶ける魚』。読売文学賞、紀伊國屋演劇賞・個人賞、読売演劇大賞・優秀演出家賞と数多の賞を受賞した、佐野史郎との演劇ユニットＪＩＳ企画最初の作品『月ノ光』。そして、ＪＩＳ企画最後の作品『コスモス 山のあなたの空遠く』。
上記4曲を収めたシリーズ最終巻。（解説：佐野史郎）

【内容】

『チュニジアの歌姫』
『食卓㊙法・溶ける魚』
『月ノ光』
『コスモス 山のあなたの空遠く』

竹内銃一郎さんのこと｜佐野史郎
あとがき｜竹内銃一郎
初演の記録

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竹内銃一郎 （たけうち・じゅういちろう）
1947年、愛知県半田市生まれ。早稲田大学第一文学部中退。
1976年、沢田情児（故人）、西村克己（現・木場勝己）と、斜光社を結成。1980年、木場、小出修士、森川隆一等と劇団秘法零番館を結成。以後、佐野史郎とのユニット・JIS企画、劇団東京乾電池、狂言師・茂山正邦（現・十四世茂山千五郎）らとの「伝統の現在」シリーズ、彩の国さいたま芸術劇場、水戸芸術館、AI・HALL、大野城まどかぴあ等の公共ホールで活動を展開。
1981年『あの大鴉、さえも』で第25回岸田國士戯曲賞、1995年『月ノ光』の作・演出で第30回紀伊國屋演劇賞・個人賞、1996年同作で第47回読売文学賞（戯曲・シナリオ賞）、同年JIS企画『月ノ光』、扇町ミュージアムスクエアプロデュース『坂の上の家』、劇団東京乾電池『みず色の空、そら色の水』『氷の涯』、彩の国さいたま芸術劇場『新・ハロー、グッバイ』の演出で第3回読売演劇大賞優秀演出家賞、1998年『今宵かぎりは...』（新国立劇場）、『風立ちぬ』（劇団東京乾電池）で第49回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2004年、紫綬褒章を受章。